灯油を車にこぼしてしまった時の対処法
冬にある車のトラブルの中でも厄介なのが車内に灯油をこぼしてしまう例です。
灯油をこぼした後の適切な対処法は非常に重要です。万が一灯油が車の中でこぼれた場合、適切で速やかな対応が重要です。
今回は車内にこぼれた場合の適切な対処法について説明します。
灯油を車内にこぼしてしまった際は、以下の手順を迅速に実施しましょう。
1. 安全な場所で停車
走行中にこぼれた場合、安全な場所で停車させます。その後、吸水性のあるタオルや新聞紙を使って灯油を吸い取ります。
2. 火気を遠ざける
もし車内でのこぼれた場合、まずはすぐに車外に出て、火気を遠ざけましょう。タバコの喫煙はもちろん、車内の電源や着火源を消すことが必要です。
3. 即座に拭き取る
こぼれた灯油は速やかに拭き取ります。放置すると範囲が広がり、臭いの原因となります。
4. 車外に出して洗浄
フロアマットなどが灯油で汚れた場合、車外に出して洗浄します。中性洗剤を使用して灯油を取り除きます。
4. 引火温度への注意
灯油は引火温度が低いため、春先などは車内温度が上昇し、引火の危険性があります。
5.消臭
匂いが残っている場合は消臭スプレーなどで消臭します。
しかし、灯油が染み付いている場合はいくら消臭しても臭いが残ってしまうのでしっかりと灯油を除去することが大切です
こぼした灯油汚れを完全に除去するのは困難
灯油こぼしの対応について説明いたしましたが、実際に車内の床シートなど、取り外しのできない部分まで灯油が浸透している場合は、拭き取るだけでは完全に除去するのが困難だと言えます。
このような場合は、プロの車内クリーニングをお勧めします。
灯油こぼしの施工事例
こちらは以前、車内で灯油をこぼしてしまったお客様の車です。
このお客さまは雪の日にもちこまれたお客様です。
蓋がよくしまってなくて灯油がこぼれてしまったとのこと。
車の状態は見た目より下まで浸透していることが多く
一般の方では奇麗に出来ない状態でした。
部品を取り外して 洗濯用洗剤で付け置き洗いし徹底的にあらいます。
しっかり乾くまで干して 乾いたらもとに戻す作業を行います。このお客様は約2週間かかりました。
弊社の車内クリーニングにて灯油を綺麗に除去し、除菌・抗菌で仕上げました。
まとめ
車内で灯油をこぼしてしまった場合は放置せず、迅速に対処することで、臭いや汚れを最小限に抑えることができます。
特に気温が上がると引火のリスクがあるため、慎重な作業が必要です。不安な方は一度プロの車内クリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。