防災の知識として必要!車が水没した際の対処法

自然災害や突発的な豪雨により、車が水没する可能性は誰にでも起こり得る状況です。車が水没した際には、正しい対処法を知っていることが非常に重要です。この記事では、車が水没した際の対処法をご紹介します。防災の知識として必要な対処法を学び、万が一の事態に備えましょう。

1 安全確保

車が水没したら、まず自身の安全を確保し、車内に留まらないようにします。水没車内は電気系統の故障や突然の水の流れによる危険性があるため、車外に出ることが重要です。走行中に浸水してきた際はエンジンを止めて車の外に出ましょう。

2 水が引いた後にレッカー移動する

水が引いた後、車をレッカー移動させます。正確なレッカー手配は車が水没した場合に非常に重要です。水没した車をそのまま走行させるとエンジンや電気系統にさらなるダメージを与える恐れがあるため、ご自身の判断で車を移動させるのは危険です。ロードサービスなどを利用してレッカー車の手配をしましょう。

3 保険会社に連絡する

車が水没した場合は、できるだけ早めに保険会社に連絡しましょう。自動車保険に水没対応が含まれている場合、対応や補償内容を確認します。保険会社の指示に従って対処を進め、車の修理や補償の手続きを進めてください。また、予想以上の修理費がかかる場合は、廃車を選択する方法もあります。ディーラーや整備工場のスタッフと相談し、適切な対処を決定しましょう。

4 修理ができるのか判断する

車が水没した場合、修復できるかどうかは状況によります。ディーラーや整備工場のスタッフと相談し、適切な対処を決定しましょう。
水没の状態や浸水した箇所、車の種類などによって、修復可能な場合もあれば難しい場合もあります。具体的な判断は専門の業者に相談することが重要です。

5 車内清掃

水没後は車の修理だけでなく、車内清掃も必要になります。車内の清掃も専門の業者に相談しましょう。

この画像は2009年7月の九州での水害被害にあった自動車です。
大雨で車内まで浸水しています。
写真のように車が大きな被害にあった場合は、シートのスポンジ部分までにも泥水がしみこみ匂いが発生してしまいます。

車内のシート、フロアマット等を取り外し綺麗に洗浄し取り付けました。

まとめ

水没車は専門知識が必要な場合があります。修理や廃車に関してはディーラーや整備工場の専門家と相談することが重要です。
車が水没した際は冷静に対処し、安全確保を最優先に考えましょう。レッカー車の手配や保険の確認、車内の清掃などを適切に行い、的確な判断を下すことが重要です。専門家のアドバイスを仰ぎながら、安全かつ適切な対処を行いましょう。