車内の除菌方法知っていますか

皆さん普段から手指の消毒はこまめにされているかと思いますが車の除菌は気にされていますか。車に乗る時はまずドアを開けて、乗ってからはハンドルやサイドブレーキ、ナビのボタン等車を降りるまでには思ったよりも色々な場所を触っています。という事は、車の中は知らず知らずのうちに菌が多くの場所に付いてしまっているのです。菌をそのまま放置しない為にも車も除菌対策をしましょう。

車の除菌で気をつけてほしい事

除菌ですがウェットティッシュでささっと拭けば大丈夫と思った方、それはNGです。車は繊細な部品を多く使っているので金属、ゴム部分への変色やひび割れ、プラスチックパーツがダメージをうける可能性があります。スプレータイプの除菌製品も気をつけて下さい。直接吹きかけてしまうと液がパーツの隙間に入り込んでしまって発煙や発火の危険があります。車の除菌で気をつけていただきたいのは表面の拭き取りが基本という事です。もう1つ絶対やってはいけない事があります。それはアルコールを車内に放置する事です。アルコールが気化してボトルが爆発したり引火する恐れがあります。車内の洗剤を選ぶ際は注意が必要です。

 車の中で特に除菌に気をつけたい場所

やはり重要なのは必ず触れる場所ハンドルですね。ハンドルは皆さん握りしめているので、その分、手とハンドル間で菌を共有してしまいます。せっかく手指は消毒でキレイに保たれているのに菌の付着したハンドルを触る事で手指が汚染されてしまいます。これを防ぐ為には使用前にハンドルを除菌するか定期的に除菌ケアをしておく事が大切です。前にもお伝えしましたが車内は繊細な部品が多いので清掃時は注意が必要になります。車内の洗剤を選ぶ時は中性の物(界面活性剤の標記がある物)を水で薄めてから布に含ませて優しく拭き取りを行って下さい。5分程置いてから水拭きをして洗剤を拭き取りましょう。劣化の原因になるかもしれないので拭き残しには十分注意して下さい。

車内の除菌方法まとめ

扉のドアノブやテーブル、手に触れる事の多い場所のアルコール消毒等、この数年でこまめに除菌をするようになった方も多いと思います。しかし、自宅や外出先では除菌に気をつけて手洗い・うがいを徹底しても、車内が菌だらけでは除菌の効果も半減してしまいます。今回は車内除菌の方法や注意点についてお話しました。車内はさまざまな部品が使われているので、むやみに使うとサビの原因や劣化につながってしまいます。正しい除菌方法や効果的なグッズを利用して自分だけではなく車も含めた身の回りの除菌対策を忘れないようにしましょう。